喜びの歌

出典: 愛LoveJp提供 クラシック音楽の愉しみ方

ルートヴィヒ・ヴァン・ヴェートーヴェン「喜びの歌」(1770-1827 ドイツ)

 日本で第九といえば、もちろんベートーヴェンの交響曲第九番のことです。毎年、年末になると各地で演奏会が開かれます。この習慣の起こりは、第二次世界大戦後に日本がおかれた状況によるもです。

 戦後日本全体が貧しい生活をしていました。オーケストラのメンバーもその例外ではなく、年末年始の生活費を稼ぐために現在のNHK交響楽団(当時の名称は日本交響楽団)が、交響曲第九番の演奏会を開いたのがきっかけです。

 当時から、この交響曲第九番は大変人気があり、日本人にとって最もポピュラーなクラシック曲でした。生活費を稼ぐためのコンサートですあkら、必ず客が入る曲としてこの曲が選ばれたのです。

 この曲が合唱付きと呼ばれるのは、ご存じのように第四楽章において独唱と混声合唱があるからです。独唱といっても相手はオーケストラですから四人で歌います。そのメロディーが「喜びの歌(歓喜の歌)」と呼ばれるのです。日本では「晴れたる青空~」というフレーズで知られていますが、元々はドイツの詩人シラーの「自由賛歌」という詩です。現在はラテン語にも訳されていて、ヨーロッパではラテン語で歌われることもあります。

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