メヌエット

出典: 愛LoveJp提供 クラシック音楽の愉しみ方

ルイジ・ボッケリーニ「メヌエット」(1743-1805 イタリア)

 ボッケリーニは1743年にイタリアに生まれました。父はチェロの奏者で、幼少より父からチェロの演奏を学びました。演奏家としての名声は高く、ヨーロッパ中で演奏活動を繰り広げた人です。

 後にスペイン王に招聘され、その後はスペイン王宮にて生涯を終えました。彼が残した曲は殆どがこのスペイン時代に書いた曲です。イタリア人らしい明るさをモチながらも僅かにスペイン的な作風は、そのような環境によるものでしょう。

 弦楽五重奏曲ホ長調の第三楽章は「ボッケリーニのメヌエット」として広く知られています。彼は多くのチェロ曲を残しましたが、そのなかでもこのメヌエットは飛び抜けて有名です。

 美しいメロディは、オルゴールでもよく聴かれ、いろいろな楽器に編曲されています。

 チェロというのはヴァイオリン属の弦楽器です。この属には、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスの四種類があります。ヴァイオリン属はヴィオール属の古典楽器が進化したものです。この四種類の楽器は、音域が違いますが、演奏方法はほぼ同じです。

 チェロは「ビオロンセロ」という本来の呼び名の略称で、ビオロンとはコントラバスのことです。つまり、小さなコントラバスという意味になります。ヴァイオリンやビオラは座位でも立位でも演奏出来ますが、チェロは座位で演奏します。

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