ターフェルムジーク

出典: 愛LoveJp提供 クラシック音楽の愉しみ方

ゲオルグ・フィリップ・テレマン 「ターフェルムジーク」(1681-1767 ドイツ)

 テレマンは1681年にプロセインのマクデブルクで生まれた作曲家です。バロック様式と古典は様式の間を繋ぐ作曲家で、青年時代はライプツィヒ大学で教育を受けました。長年各地を転々としていましたが、1721年にハンブルグに落ち着くと、生涯をこの街で過ごしました。

 多作でも知られ、40のオペラと44の受難曲、12のカンタータの他、オラトリオなど、歌曲、器楽曲は無数と言って良い程あります。

 テレマンは、当時はバッハより高名な作家だったともいわれています。

 その死後長い間忘れられていましたが、近年になって見直され、器楽関係を中心に再び演奏されるようになっています。

 「ターフェルムジーク」は、翻訳すると「食卓の音楽」となります。この食卓とはパーティの食卓のことで、1733年に作曲されたこの曲は、宮廷で開かれるパーティで演奏された室内楽を集めた曲集です。宮廷音楽のベスト版ともいえるでしょう。

 全部で3つの曲集からなり、各々の曲集に、管弦楽組曲、コンチェルト、四重奏曲、トリオ、ソナタ、ソロ、ソナタなど様々な楽曲が組み合わせて入っています。演奏者はこの曲集をもって宮廷に行けば滞りなく演奏が出来るというわけです。そのため「バロック音楽の百科全書」とも呼ばれています。